除毛は何が良くて悪いのか

除毛は何が良くて悪いのか

まずはなにより、どうして除毛などで処理しても毛が生えてくるのかという仕組みを知ることから始めてみても良いのではないでしょうか。
髪の毛やひげもそうですが、生えてくるのが当たり前だと分かっていてもどうしてそうなるのかを深く考えたことが無いという方もきっと多いはずです。

毛が生えてくる仕組みを知ることで除毛は何が良くて悪いのか、脱毛は何が良くて悪いのかがもっと理解できます。

 

 

エステやサロンでの脱毛を経験したことがある方なら説明されたことがあるかもしれませんが、毛に生えては抜けて、少し時間をおいてからまた生えてくるというサイクルがあり、それを一般的には毛周期といいます。
この毛周期には成長期・退行期・休止期があり、この3つをひたすら繰り返しますが毛が生えてくる場所によってそれぞれの期間の長さがことなるのです。

 

 

成長期といわれる期間には毛母細胞といわれる部分が細胞分裂を起こし、それによって毛球というものが作られます。
この毛球と言われる部分が毛が生えてくるための種のような存在でその中心にあるのが毛乳頭といわれる場所になり、そこへ毛細血管を通して栄養が送られることで植物のように毛が生え始めます。
栄養を吸収し続けることで毛が成長を続け、目に見える長さにまでなのです。

 

 

毛が生える場所によって長さはことなりますが、ある一定の長さまで毛が伸びきると毛球がつつんでいる毛乳頭から成長していた毛が離れてしまい、自然と成長が止まってしまいます。
この状態になると退行期といわれる期間に入り、毛穴にかろうじて毛が刺さっているような状態になります。
この状態はお風呂に入ったり体を洗ったり、服でこすれるなどして抜けてしまうことがあります。

 

 

毛が抜けてしまうとそのあとはしばらく同じ毛球から再び毛が生えてくるまでにしばらく間があきます。
この状態を休止期といい、ある一定の長さまで毛が成長した毛球は休止状態に入り、しばらく休んだ後にまた新たな毛が生えるように栄養の吸収をし始めるのです。
そしてそれをまた成長期といい、それまでの流れをひたすら繰り返していきます。

 

 

この毛周期というサイクルはムダ毛の処理をするうえで重要な部分になってきます。

毛周期にそって脱毛の処理を施すことでより毛が生えにくくすることができるため、エステやサロンでは前もって毛周期についての説明をされることがほとんどです。
仮にタイミングを逃して処理をしてしまうと光やレーザーを当てた効果が弱まるのでタイミングを意識すつことが必要になってきます。

クリームやカミソリなどの除毛の仕組み

除毛という言葉のイメージから一番連想されやすいのはやはり、除毛クリームを使った処理方法ではないでしょうか。
除毛クリームを使えば毛が無くなったような状態になることが当たり前のように思っている方も多いはずですが、ではどうして除毛クリームを毛が生えている部分に一定時間のせておくことで毛が無くなるのかということを考えたことはあるでしょうか?

これは体に生えてくる毛と除毛クリームに含まれるそれぞれの成分に深く関係しています。

 

 

毛というのはその多くの部分がたんぱく質で構成されていて、アルカリ性のものに弱いという性質があります。
そして除毛クリームにはアルカリ性の含まれた成分を多く利用しているのです。
アルカリ性の性質を持った除毛クリームをたんぱく質のかたまりである毛にのせて一定時間放置することでたんぱく質とアルカリが科学反応を起こし、たんぱく質で出来ていた毛を溶かしてくれます。

 

 

この溶かすという現象によって見えていたはずの毛が無くなったように見えるのです。

しかしここでひとつ覚えておかないといけないのが、肌にもたんぱく質は含まれているということです。
肌に含まれるたんぱく質は肌を負担やダメージから守る機能もあり、アルカリ性が強い除毛クリームを過度に使用したり、長時間のせたままにしておくと肌のバリアが壊されて肌トラブルの原因にもなります。

 

 

また、過度に使用したり長時間放置した状態ではなくても、多少のたんぱく質は溶かされてしまっている状態になるので念入りなアフターケアが必要です。
もちろん、除毛クリームとして販売されているクリームの中には肌を保護する成分も含まれていますが完璧ではありません。
さらに一般的には毛のほとんどがたんぱく質だといわれていますが、その含有量には個人差があり、除毛クリームをつかっても必ずムダ毛がキレイになるという保証はありません。

 

 

除毛というくくりに含まれるカミソリでの処理もムダ毛を処理すると同時に肌の表面にある保護膜や肌そのものにもカミソリの刃を当ててしまっていることになるため、やはり少なからずダメージはあります。
除毛クリーム以上に、剃る前と剃った後のケアに気をつけなければ肌トラブルの原因になってしまいます。

 

このようにクリームやカミソリを含めた除毛という方法には注意しなければならない点が多数あります。

そのため除毛によるムダ毛の処理はあまり頻繁に行うことはおすすめできません。

ある程度の間隔をあけてなるべく肌に負担をかけないようにして行うほうが良いでしょう。


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